今年に入ってから、通勤の電車の中でまた本を読むようになった。
少し活字離れしていたんだけど、やっと何か読む気がおきてきたので、
以前に買いためていた本を一気に5冊程読破した。
とは言っても、私はあまり乱読はしない方で、というかむしろ
気に入った人の本しかほとんど読まない。。
今回は沢木耕太郎の「地の漂流者たち」
1979年に初版が出たものだからかなり古い。古すぎてイマイチだった・・
同じく沢木耕太郎の「王の闇」
どちらもルポタージュなのだが、この人の書く文章が私は大好きなのだ。
緻密で繊細でかつ客観的な描写、と文章の最後に必ず沢木耕太郎ならではの
視点からの記述があり、私はいつもそれを求めて読んでいるような気がする。
読んだ後ああ・・と必ずしっくりくるものがあり、一度沢木耕太郎という人に
会ってみたくてたまらなくなるのだ。
もうほとんど読みつくしたけど、思い立っては戸棚の奥から引っ張り出してきて
繰り返し読んでいる本達なのだ。
もう一人、小説ならこの人と言う人がいる。
宮本輝。
昔の「生きる」をテーマにしたような作品も好きだし、海外を舞台に繰り広げられる
一連の作品も好きだった。最近はちょっと作風が変わったかなと思って
あまり読んでいなかったんだけど、久々に読んだ「約束の冬」は、
宮本文学の王道をゆくものだったと思う。どっぷりと宮本輝ワールドに浸ることができた。
さて、またゆっくり本屋で本を探す時間を見つけるのも至難の業なのだが、
久しぶりに実家の本棚でもごそごそ探してみようかな。。
